Banogiron 場の議論

場の議論

リスクコミュニケーションの場造りの一環として行っているのが、「場の議論」です。
「場」(public sphere) とは,専門家や実務家,消費者,メディア関係者などがそれぞれのもつ知識,智慧を背景に特定の科学・技術について議論する「公共の場」を意味します。この「場」を人工的に創造し,そこでの議論を,メディアを含め,広く様々なチャンネルを通し一般に伝えるリスクコミュニケーションの新しい方法です。社会学的視点からの分析を基に、リテラジャパンがそのツールを発展させてきました。リテラジャパンのCSR活動のひとつです。

2005年の第1回目の実験的実践から、2012年3月現在で40回開催し、記者、行政、事業者、消費者、研究者、解説員など、のべ1000人近くの参加を頂くような定例企画となりました。毎日新聞東京本社生活家庭部のご協力で、竹橋の毎日本社で毎月開催している少人数の勉強会です。セミクローズドの形式を取っており、「本当のところはどうなのか?」という切り口から多角的な議論テーマは、食の安全、医療、医薬品、労働問題、環境保全など、多岐にわたります。
→過去に開催した「場の議論」のテーマ

川田龍平氏

第20回「C型肝炎」(2009.1.16)
参議院議員 川田龍平氏(写真中央)

第35回「医薬品クライシス」(2010.9.30)<br />
サイエンスライター 佐藤健太郎氏(左)、毎日新聞東京本社編集委員 小島 正美氏(中央)、西澤(右)

第35回「医薬品クライシス」(2010.9.30)
サイエンスライター 佐藤健太郎氏(左)、
毎日新聞東京本社 編集委員 小島 正美氏(中央)、
西澤(右)

メディア掲載

場の議論 34回:うつの勉強会での議論(話題提供は昭和大学の岩波明先生)が、ライフサイエンス発行、『Medicament News』第2028号(2010年9月25日発行)のコラム「医療人 身近な文豪のうつ・自殺 精神科医の視点で分析」に掲載されました。
→ライフサイエンス社Webサイト

「場の議論」報告書

西澤真理子著『「場の議論」:リスクコミュニケーションの新しい形』(独立行政法人科学技術振興機構研究助成 2006)
西澤真理子著『「科学者が科学を語る」報告書』(独立行政法人科学技術振興機構研究助成 2006)
西澤真理子著『リスクコミュニケーション ハンドブック』(日本学術振興会 研究助成 2011)
関連論文については、業績をご覧ください。

著書情報

場の議論の共同企画者である毎日新聞生活報道部 小島正美氏の著書:
『正しいリスクの伝え方―放射能、風評被害、水、魚、お茶から牛肉まで―』(エネルギーフォーラム 2011年)
『こうしてニュースは造られる―情報を読み解く力―』(エネルギーフォーラム 2010年)
●姉妹本であり、小島氏が書かれた 『誤解だらけの「危ない話」― 食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで』(エネルギーフォーラム 2008年)に、「場の議論」が紹介されています。

リスコミフォーラムスペシャルRFS(リスコミ勉強会)

リスコミフォーラムスペシャルRFS(リスコミ勉強会)は、業界別のリスクコミュニケーションの勉強会で、現在は食品関連企業を中心に定期的に開催しております。「場の議論」の姉妹版で、同じく、リテラジャパンのCSR活動のひとつです。
メーカー、流通、消費者団体、生協、行政、メディア、研究者と、普段あまり接することのない関係者の「本音」の議論の場として小さな集まりから発展し、隔月に文京シビックセンターで会合を開いています。2012年4月現在、RFSは13回開催されています。
リスコミフォーラムスペシャルは2007年に初めて開催されたリスコミフォーラム(RF)という、メーカー、流通、メディア、消費者関係者、研究者の有志が集まった自主的な勉強会の活動が発展したものです。

リスコミフォーラムスペシャルでの議論は、「場の議論」連載にも反映されています。
→過去に開催した「リスコミフォーラムスペシャルRFS」のテーマ

●第6回「情報の片寄りに消費者・企業・行政はどう対応するのか」(2010.7.14)の模様

日和佐 信子氏

雪印メグミルク株式会社社外取締役
日和佐 信子氏

福井 盛太氏

SPBS代表兼CEO 福井 盛太氏

メールマガジン版「場の議論」

「場の議論」での議論の内容の一部は、日経BP「Food Science」をウェッブ公開してきましたが、休刊となったため、弊社の「リテラジャパンメールマガジン」で引き継ぐこととなりました。
当面は無料で公開していく予定です。購読を希望される方は、下記の登録フォームよりメールマガジン(メルマガ配信サイト「まぐまぐ!」)へご登録ください。同時に配信される「まぐまぐ!」からの広告メールを希望されない場合、設定をまぐまぐ!メール管理ページから解除することができます。解除の方法はいくつかあります。こちらをご覧ください。

なお、「場の議論」での発言の実名掲載以外の部分は、メルマガ編集部によって編集されていますので、事実と異なる部分があります。ご理解の上、お読みください。メルマガ編集部への情報提供・提言はeditor.literajapan@gmail.comまで。

バックナンバーは現在実験的に非公開です(2012年5月現在)。

メールマガジン版「場の議論」バックナンバー

・第1回(2010年8月31日配信):場の議論「ニセ科学」(ゲスト:大阪大学サイバーメディアセンター 菊池誠先生)
・第2回(2010年9月30日配信):場の議論「うつの勉強会」(ゲスト:昭和大学精神医学教室 岩波明先生)
・第3回(2010年10月29日配信):場の議論「薬のリスクを伝える」(ゲスト:サイエンスライター 佐藤健太郎氏)
・第4回(2010年11月30日配信):場の議論「食品表示は誰のため?」(リスコミフォーラムスペシャルからの中継)
・第5回(2010年12月28日配信):場の議論「トクホの表示は広告か」(リスコミフォーラムスペシャルからの中継)
・第6回(2011年1月20日配信):場の議論「C型肝炎訴訟から見えるメディア介在の問題点」
・第7回(2011年2月28日配信):場の議論「日本は異文化? 薬のコストとベネフィットをどう考えるか」
・第8回(2011年3月31日配信):場の議論:「海外の目:原発事故をめぐる海外メディアの論調」
・第9回(2011年4月30日配信):場の議論:「放射性物質の検査証明書がない!」
・第10回(2011年5月27日配信) 場の議論:「放射性物質の検査証明の統一化を」
・第11回(2011年6月15日配信) リスクニュース×解説:「携帯電話と発がん」 書評:関谷直也『風評被害』
・第12号(2011年6月28日配信) 場の議論:「放射性物質の基準はそう決まったのか!」
・第13号(2011年7月7日配信)  場の議論:「茶葉検査の代償」
・第14号(2011年7月31日配信) 場の議論:「ユッケ問題の核心は?」
・第15号(2011年8月19日配信) リスコミA-Z:「リスコミが進まない理由とは?」
・第16号(2011年9月9日配信)  場の議論:「生涯100ミリシーベルトは何値か?」
・第17号(2011年10月12日配信)場の議論:「異なる価値観をどうすり合わせたらよいか」
・第18号(2011年11月30日配信)場の議論:「安全委員会の答申はリスク評価なのか?」
・第19号(2011年12月27日配信)リスコミA-Z:「守りのリスクコミュニケーション」
・第20号(2012年1月15日配信)粉ミルク無償交換という対応・リスコミA-Z:「リスクコミュニケーションの誤解」
・第21号(2012年1月25日)リスコミA-Z:「リスクリテラシーをどうするか」
・第22号(2012年2月8日配信) 「ニュース解説:無審査遺伝子組み換え添加物は多くを語る」 
・第23号(2012年2月17日配信) 場の議論:「粉ミルク無償交換という対応の検証」
・第24号(2012年2月24日配信) リスコミA-Z:「メッセージの組み立て方」
・第25号(2012年3月21日配信) 場の議論:「 粉ミルクの無償交換という対応の検証・最終回」
・第26号(2012年4月30日配信) 場の議論:「冷蔵庫では菌が繁殖しない?」(予告編)
・第27号(2012年5月6日配信) 場の議論:「冷蔵庫では菌が繁殖しない?」(前編)
・第28号(2012年5月10日配信) 場の議論:「冷蔵庫では菌が繁殖しない?」(中編)
・第29号(2012年5月18日配信) 場の議論:「冷蔵庫では菌が繁殖しない?」(後編)

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